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神奈川工科大学鉄道研究部部員によるブログです。 部員の日々思ったことなど書いております。
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モバイルSuicaで新幹線!を使ってみた。
JR東日本が2008年3月に始めたモバイル版Suicaならではのこのサービス。テレビCMでも話題なり、サービス開始以来、JR東日本の駅や車内では「モバイルSuicaで新幹線に乗ろう!」というペンギンのポスターを見ない日はないくらい全力で推進されている。
変換 ~ HI350112


はたしてその使い勝手はどうなのか?年末に実家に帰る際にモバイルSuica特急券を初体験してみた。

携帯電話1本で簡単に指定席がとれ、座席も自由に選べる!

長蛇の列のみどりの窓口まで出向く必要がなく、わずか3分程度で指定席がとれた。空席状況を確認しながら、号車、窓側か通路側か、車両の中間部かデッキの近くかまでを指定できるのでフレキシブルで非常に便利なサービスだ。さらに、乗る列車の変更も手数料なしで何度でもできる。最後に席が取れたら、切符のデータをサーバーから携帯電話にダウンロードしなければならない。この作業を忘れると、Suica読み取り機にかざしてもゲートは開かないそうなので注意しなければならない。
DSCF1563.jpg

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DSCF1565.jpg

紙の切符よりもお得?

モバイルSuica特急券の大きな特徴は繁忙期、閑散期に関係なく通年で同一料金であり、かつみどりの窓口で購入するよりも9%程度安くなることだ。さらに、指定席も自由席と同じ料金である。今回は東京ー山形間での東北・山形新幹線で使ってみたが、通常指定席で11、370円(繁忙期料金)のところ、9,900円で1,470円も安くなった。

ここまで見てみると、かなりお得に見えるがいくつかの注意点があった。

帰りに東京駅で新幹線改札を出る際、Suica読み取り機にかざしたら「ピンポーン!」とおもいっきり弾かれた。あわてて駅員に聞くと、

「Suicaの残高が足りないんですね。在来線に乗り継ぐことが前提になっているので最低運賃以上の残高がないと通れないんです。だからチャージしてから通ってください。」

紙の切符には都区内がついていたので、その感覚でいたが、モバイルSuica特急券では在来線の運賃が別途必要だったのである。
私は普段はPASMOを使っているため、Suicaは新幹線の車内販売で使用する程度で、必要時に最低限の額しかチャージしていなかった。
新幹線改札内でチャージしたら、無事改札を出ることができ、そのままモバイルSuicaで新宿に行くことにした。あとで、調べたらJR東日本のホームページにもこの注意書きがあった。

つまり、山形ー東京 9,900円 東京ー新宿 190円 合計 10、090円である。

年末などの繁忙期の通常料金が11、370円(運賃:5780円、指定席特急料金:5590円)であることを考えると、それでもモバイルSuica特急券は十分にお得であるが、Suicaのチャージ額は1、000円単位であり、810円を余分にチャージしたことを考えるとちょっとだけ罠にはまったような気分でもあった。おそらくJRはモバイルSuica特急券を利用する人は普段も頻繁にモバイルSuicaでSFを使うものだと考えているのであろう。

もうひとつ注意すべき点がある。それはモバイルSuica特急券では学割と往復割引が使えなかったということである。ここで、繁忙期と閑散期について、東京(新宿)ー山形間についての通常料金、モバイルSuica料金、学割料金を比較してみた。

[繁忙期]
グリーン席:  (通常)14、160円 (モバイルSuica)13、900円+在来線190円=14、090円 (学割)13、000円 学割がお得!

指定席:    (通常)11、370円 (モバイルSuica)9,900円+在来線190円=10,090円
(学割)10、210円 モバイルSuicaがお得!

自由席:    (通常)10、160円 (モバイルSuica)9,900円+在来線190円=10,090円 
(学割)9,000円 学割がお得!

[閑散期]
グリーン席:  (通常)14、160円 (モバイルSuica)13、900円+在来線190円=14,090円 (学割)13,000円 学割がお得!

指定席:    (通常)11、030円 (モバイルSuica)9,900円+在来線190円=10,090円 (学割)9、870円 学割がお得!

自由席:    (通常)10、160円 (モバイルSuica)9,900円+在来線190円=10,090円 (学割)9,000円 学割がお得!
  
比較してみると、繁忙期の指定席料金では学割よりもモバイルSuicaがお得だが、それ以外は紙の切符で学割を適用させたほうがお得であることがわかった。

以上のことを踏まえ、利点と欠点をまとめると、
<利点>
・携帯電話1本でみどりの窓口に出向かずに簡単に予約できる。
・指定席も自由席と同じ料金であり、紙の切符の通常料金よりも安く利用できる。場合によっては学割よりも安い。
<欠点>
・学割や往復割引は使えない。
・クレジットカードの登録が必要で、ビューカード以外は年会費1,000円が必要。
(私は年会費無料ビューカードのビックカメラSuicaカードを申し込んで登録した。)
・特急券のダウンロード等に携帯電話のパケット通信料が結構かかる。
・携帯電話のバッテリーが切れると、座席を確認できない等のリスクがある。そのため、充電器を持ち歩く必要がある。
・在来線を乗り継ぐ場合は、その駅からの運賃が別途必要であり、在来線改札内に新幹線改札がある場合など乗り継ぎをしない場合でも最低運賃のSF残高がないと改札外に出れないこともある。
・在来線の乗り継ぎにおいて、Suicaエリア外に出る場合、その区間の紙の切符を用意しておく必要がある。
例)東京→仙台(はやて)→面白山高原(仙山線)
最初から普通に紙の切符を買ったほうが安い場合もある。

とこんな感じである。従来の紙の切符とモバイルSuica特急券のそれぞれのメリット、デメリットをよく理解した上でうまく使い分けると良いだろう。
DSCF1551.jpg
白銀の山形駅
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テーマ:雑記 - ジャンル:その他


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